トイ・ストーリー3 [映画]
映画『トイ・ストーリー3』を3Dで観ました。
本作は第1作目から10年後の物語となっています。
シリーズものなので、予告編を見たときは過去作の焼き直しなのかな〜と思っていました。
ところが、いざ観てみるととんでもない!
前作からかなり間があいたことを生かし、変わってしまった環境の中でストーリーが展開します。
ハラハラするようなアクション要素もふんだんにあり、思わず笑ってしまうようなコメディーシーンも盛りだくさんです。
何気ないシーンが伏線になっていて、後にそれが繋がる脚本はお見事。
噂の“トトロ” もハッキリと分かるかたちで出演していて、喋りはしませんが結構動きます。
そしてラストに待ち受けるのは、おもちゃたちとその持ち主であるアンディがするそれぞれの決断。
ネタバレは回避しますが、あの結末は間違いなく最高のハッピーエンディングだったと思います。
他にも色々なパターンの結末が考えられたと思いますが、あれで良かったのだと断言できます!
しかし、それでもせつなさが残ります。
気がつくと3Dメガネの下からは堪えきれずに涙が…。
まさか3Dで涙を流す日が来るなんて思いませんでした。
むしろ映画館で泣いてしまったことも初めての体験でした。
あまり期待していませんでしたが、まさかここまでの作品に仕上げてくるとは!
シリーズ完結なのは少し寂しい気もしますが、あんなラストを見せられてしまってはもう何も言えません。
本編の前に上映された『デイ&ナイト』も、2Dと3Dが混在する実験的で面白い内容になっています。
ピクサーの最高傑作です!!!
アリス・イン・ワンダーランド [映画]
映画『アリス・イン・ワンダーランド』を3Dで観てきました。
今作は原作を基に、19歳になったアリスを描いたオリジナルストーリーです。
ティム・バートンとジョニー・デップのコンビで、しかも題材はあのアリスですよ。
そこに3D上映という要素も重なって、これは面白くないハズがない!
と思って期待していたのですが…
ちょっと期待が大きすぎたかもしれません。
もちろん、面白かったです。
奇妙なワンダーランドと、それを映し出す3Dの臨場感は観ていてワクワクしました。
けれど、あまりに原作の世界観が完成されすぎているせいか、ティム・バートンらしさはそれほど感じられませんでした。
むしろ、ティム・バートンは原作の世界観に乗っかっているだけというか…
とにかく彼らしい「毒」がそんなになかった気がします。
もっとカオスに出来たと思うんですよね。
ストーリーには、至ってはむしろ王道中の王道。
“戦うアリス”がテーマということで、ちょっと一本調子な正義が描かれます。
そうしなければストーリーが成立しなかったのかもしれませんが、個人的にはそれが納得いきませんでした。
原作を原文でも読んだことがありますが、あの世界観は意味がなさそうで実はある。
と思いきやナンセンスだったりする様な、ある意味ファンタジー的でありながらそれを皮肉ったような内容だったと思うので、単純なアリスの成長物語のように終わるラストにやや違和感を感じました。
なにより、なぜあの世界でアリスが戦う必然性があるのか、それだけがひたすら分かりませんでした。
試練=戦いである必要はないと思うのですが…。
Disney's クリスマス・キャロル [映画]
映画『Disney's クリスマス・キャロル』を3Dで観ました。
人生初の3D映画だったのですが、こんなメガネをかけながら↓
じっくりと観させていただきました。
内容はほぼ原作通りで、3人の精霊が現れる件はかなりダークになっていました。
「過去」、「現在」、「未来」 と進むごとにそのダークさは濃くなっていき、精霊の言い回しや行動も難解になっていきます。
しかし、スクルージが改悛した後の祝祭のような華やかさとの対比が見事でした。
肝心の3Dですが、空を飛ぶシーンなどで特に効果的になっていて臨場感が半端なかったです。
静かに観ていましたが、心の中ではもの凄く興奮してしまいました。
久々の映画でしたが、観られて良かったです。
何だかんだいっても、 自分もクリスマスが大好きだということを実感させられました。
魔法にかけられて [映画]
魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
- メディア: DVD
映画『魔法にかけられて』を観ました。
ファンタジックすぎる!!!
実写とアニメの融合という、夢のようなアイディアが実現したのです。
基本的にミュージカル映画なので、ストーリーはテンポ良く展開していきます。
そして何より、ディズニーならではのセルフパロディーが満載なので笑わずにはいられません。
正にディズニーがディズニーを超えた映画です!!!
潜水服は蝶の夢を見る [映画]
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! [映画]
L change the World [映画]
L change the WorLd complete set[DVD3枚組]
- 出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)
- メディア: DVD
一足先に試写会で、映画『L change the World』を観ました。
Lの最期の23日間を描いた映画です。
結論から言ってしまうと、『DEATH NOTE』とは全くの別物になっていました。
今作は完全オリジナルストーリーということでしたが、ハリウッド映画で見たことのあるような物語が展開していきます。
『DEATH NOTE』のように二転三転するストーリーを期待していると、ガッカリしてしまうかもしれません。
また、監督が『リング』の中田秀夫監督ということで、かなりホラー映画風のシーンもあります。
ホラー映画が苦手な方(特にゾンビもの)には、オススメできません。
けれど、L役の松山ケンイチは全く違う作風の中で、当たり役を好演していました。
ラストには、原作のファンへのサプライズ(?)的な展開もあります。
しかしながら、やはり『DEATH NOTE』とは別の作品として観た方が良いと思います。
earth [映画]
映画『earth』を観ました。
壮大な自然や、その中で必死に生きる動物たちの実態。
時に非情な食物連鎖や、破壊されている地球の現状。
嘘や偽りなどない、地球と動物たちの姿がそこにはありました。
そのすべてに圧倒されて、最後まで涙を堪えるのに必死でした。
観終わった後、後ろの座席で観ていたお子さんが「面白かった」と言っていたのが印象的でした。
決して意味深い言葉ではないけれど、飾りのない純粋な感想。
その言葉を聞けただけで、この映画を観た価値はありました。
この映画に退屈してしまう方もいるでしょう。
けれど、この『earth』が飽きっぽい子どもを感動させたということは、かなり凄いことだと思うのです。
小学生以下の小人は、500円で観賞できるそうです。
ご家族に小さなお子さんがいるのであれば、拉致してでも観賞させることをおすすめします!!!
あの迫力を味わうには、劇場で観なければ意味がありません!!!
ザ・シンプソンズ MOVIE [映画]
吹き替え版は、慣れ親しんだ声優さんの声ではなく、メインキャストにタレント起用という暴挙に出たので字幕版を観賞しました。
相変わらず皮肉たっぷりで面白かったです。
TVシリーズがあれだけハイテンションであるにも関わらず、この映画はその雰囲気を崩さずにスケールアップしています。
冒頭にはGreen Dayが登場して、シンプソンズのテーマを演奏します。
彼らは悲惨な目にあわされてしまうのですが、ネタバレはやめておきましょう。
どうやら、DVDではオリジナルの吹き替え声優さん達の声で録り直したようなので、そちらを待ってご覧になることをオススメします!!!